美(うるわ)しい世をひらく灯(ともしび)となるために
福井仁愛学園は、1898(明治31)年に、「婦人仁愛会教園」として創立して以来120年余に亘り、「仁愛兼済」の建学の精神のもと、社会のために役立つことを悦びとすることができる人材の育成に努めてまいりました。
学園名の「仁愛」は、広く支えあって生きる人間の在り方を意味する「仁」と人間のみでなくすべてのいのちの共生と敬愛の思いを意味する「愛」です。学園創立の理念である「仁愛兼済」とは、この仁と愛の心を自分の生き方の基盤とし、世のため人のために役立つことを悦びとする聖徳太子の精神です。
福井仁愛学園では、この建学の精神に基づき、大学院、大学、女子短期大学、女子高等学校、幼稚園を設置して、時代の要請に応えつつ、地域の発展を支える多くの卒業生・卒園児を輩出してきました。
今後とも全教職員が連携し、受け継がれてきた建学の精神をもとに、人間力豊かな人材育成に更なる努力を続けてまいります。